エンタメあれこれ

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美人が婚活してみたら 一番わからない、自分のこと。 

ん、、悪くはないんだけど…。やっぱり「勝手にふるえてろ」が良すぎただけに、ちょっと大九監督に期待しすぎちゃったかなぁ。。あと、執拗な”美人推し”と”死にたい”連呼は、正直蛇足だったと思う。

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そう、自分のことってほんと、わからないもんだよねえ、、、。(深いため息)

この話もざっくり言えば、不倫の破局後、「結婚したい!」と思って婚活を始めるも、結局は「自分はただ恋がしたかっただけなんだ…」と気づき、婚活を辞める、という、ただそれだけのお話。

 

自分のしたいことくらいわかれや~!ムキー!ってなるかたもいるかも?だけれど、いやいや、こんなもんだよ、大半のひとは。

 

妙齢になれば「結婚は?」と言われ、結婚したらしたで「子どもはまだ?」と言われ。一人目を出産してもなお「二人目は?」と言われ…。ちょっと”既定路線”から外れると周囲からいろーーーんな圧力がかかってくる。

 

だからなおさら、自分の本当の欲求が見えなくなってきてしまう。特に親孝行のひとは「早く結婚しなくちゃ!孫の顔を見せなきゃ!」となってしまうんじゃないかな。

 

お人好しで、かわいそうな役回りだった園木さんも(中村倫也さんは「伊藤くんAtoE」でもこういう役だったよね?苦笑)、いい人なだけに、実は”親の期待に応えたいだけ”の婚活だった可能性も高いわけで。

 

となってくると、一番タチがわるいのは、田中圭さん演じる歯科医じゃね??(笑)だって結婚願望がないってはっきり自覚しておきながら、”美人が多いから”ってフェイク婚活して、美女を漁ってんだから。

 

そもそもタカコは仕事もできるし、友人もいるし、”子どもが欲しい”という願望がなければ、そんなに結婚に焦る必要性はなかったんだよね。それに、酔った勢い?とはいえ、男性の膝に手を置く!なんてことができるんだから、出会い系アプリなんぞに頼る必要もないわけで。

 

だから単に、不倫相手も親友も”既婚者”だから、自分だけ結婚していない、っていう劣等感の呪いに、一時的にかかっちゃっただけなんだと思う。

 

園木さんへの対応は本当に酷かったけれど(後でちゃんとフォローしたのかな?)、まあ、でも、結婚してしまう前に気づけたのは不幸中の幸い。あのまま結婚していたら、お互いにもっと傷つけ合うことになっていただろうから。

 

というわけで、婚活をすることで、不倫のトラウマ?を吹っ切ることができたタカコ。これからは美貌を武器に、思う存分、独身男性と恋愛を謳歌して欲しいと思う。ーそういう人生だってアリなんだから。

↑美人、とはいえ、やっぱ中身も磨いたほうがいいかもね(笑)