あ～楽しかった！！後半ちょっと物足りなかったけれど、いやあ、平祐奈ちゃん、本当に可愛すぎる～！！なんだろう、やっぱ、女の子は笑顔と素直さが一番だねぇ！
このラブコメ作品。とにかくまず、最初の出オチがヘビー級にすごい！なんと！ヒロイン・かりんちゃんの両親が、高嶋政宏・シルビア夫妻なんだわ！！どっひゃーー！！しかもミュージカル仕立ての見せ場まで用意してくれていて（特にシルビアさんの歌声が素晴らしい！）、もう感無量。
このぶっとび両親。明るくて人はいいんだけど、いかんせん、娘に教育らしい教育をしてこなかった。なので、かりんちゃんが生まれて初めて人に謝罪すると、「こめんなさい記念～！！」と号泣し、お祭り騒ぎするほどの重症ぶり（笑）もう最高過ぎる（笑）
それから相手役の中島健人さん。あのあま～～いケンティワールドを封印し、若干翳りのある役をしているのがいい。中島さん、あんな切ない表情も見せるんだなあ～。これからも、王子キャラのみならず、ちょっとやさぐれた感じの役にも、どんどんチャレンジしてみて欲しい。
と、概ね前半部分は、平祐奈ちゃんの可愛らしさと、周囲のぶっ飛び加減と、中島健人さんの見事なツンデレっぷりで、もうお腹いっぱいの大満足。
ただね、、唯一残念なのが、かりんちゃんの幼なじみ・リンリンくんの描き方。演じてる知念くんはちっとも悪くないんだけど、なんていうか、後半あまりにもコロっとかりんちゃんを諦めてしまうのは、かなりの肩透かしだった。
まあ、本人曰く「小さい頃から、かりんを見てきたから、自分を選ばないとわかっていた」とのことなんだけど、いやいやいや、そこまで長く想ってきたなら、もうちょい食い下がれよ！？、と心の中で大ブーイング。
時間の都合もあるんだろうけれど、”好青年の闇落ち”的な展開、もうちょっと見て見たかったなあ、、と。知念さんならきっとうまく演じられたと思うんだけどな。
しかし、よくネットのビジネス界隈で、「素直なひとが伸びる」ってさんざん言われてるけれど（苦笑）、この作品のかりんちゃんを見ていたら、ほんと、そうだよなあ、、と痛感してしまう。
だってあのなーーーーんにもできなかった女の子が、短期間で家事、礼儀作法、勉強、、と、恐ろしい程の吸収力でどんどん身に着けていくんだから。もう、伸びしろ無限大！そりゃあ、天下のケンティも惚れますって（笑）
ーああ、可愛くて、素直で、ハイパーポジティブな、かりんちゃんになりたい人生だったなあ～。
↑劇中に出てきた、「割れない皿」ってホントにあるの？？（笑）
