いよいよ始まった冬ドラマ「恋はつづくよどこまでも」。上白石萌音ちゃんは相変わらずかわいい！！のだけど、やや目元が疲れているように見えて少し心配。そしてもう、セーラー服はそろそろ卒業かな？（笑）
明るくてドジっ子で一途で根性のある新人ナースと、なにかトラウマを抱えてそうな敏腕ドS医師との恋。うん、まさに、これぞ王道のラブコメ！っていう設定。しかも主演のふたりは演技力に定評もあるため、安心して見られる。
でもなあ。。ラブコメ×医療ドラマ、という組み合わせ、TBSさんは本気出して勝ちにきてるんだろうけれど（苦笑）、個人的には少し見づらい。正直言って、単純にちょっとした大人のラブコメをラク～に楽しみたかったなあ～というのが個人的な感想。
特に今回は小児病棟がメインにもなっていて、ほんと、胸が痛んで辛かった。。正直佐藤健が繰り出す、破壊力満点のツンデレ攻撃も霞んでしまうほど（涙）。こどもが深刻な病を抱えているドラマは、メンタルが弱いので心臓に悪いこと、悪いこと。
高校生の時に出会ってまっすぐにそのひとを想い、追いかけ、挙句の果てに就職までしてしまうくだりは、有川浩先生の「図書館戦争」を彷彿とさせる。しかも、恋のお相手の鬼軍曹のようなキャラも丸かぶり（笑）。さらにはコメディとシリアスの塩梅もちょっと似ているのかもしれない。
だけど周囲のキャラがやや薄いのが、「図書館戦争」とは大きく違うところ。そこがかなり残念だなぁ、という気もする。天堂先生の同僚の優しい医師（名前がわからなかった）も、かなり重要でいい役なはずなのに、厳しいことを言うようだけど、配役が弱い。
ナースの上司役に、漫才コンビ・ミキのお兄ちゃんがに大抜擢されているように（演技もうまい！）、もう少し意外性があって、華のあるひとを持ってきても良かったんじゃないかなあ。もしかしたら、佐藤健のライバルポジション？になるひとかもしれないし？
あとは、ゲスト出演？の患者役の金子大地さん。彼こそレギュラーで出演して欲しかった～！！次回もまだ出番はありそうだけれど、彼ほどの人材をチョイ役で使うのはもったいない。まだ大きな見せ場があることを願うのみ。
というわけで、主演の二人のおかげで安定感抜群のラブストーリーになりそうな予感、というか、確信すらあるのだけれど、”何か”がやや物足りない印象のこのドラマ。
髭男「I LOVE…」を主題歌にすえ、この地上波ドラマ・冬の陣を制することができるのか？？
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