エンタメあれこれ

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ケイジとケンジ第5話を視聴してみた。

なんだか最近YouTubeも見尽くして?きてしまったので、気分転換にちょっとテレビに出戻り(苦笑)。…というわけで、良くも悪くも話題作になってしまった「ケイジとケンジ」をちょっと視聴してみた。

 

ーうん。見やすい!勧善懲悪のシンプルでコミカルな展開。さすがテレ朝の木曜9時枠!正直自分は刑事ドラマは好みではないけれど、団塊の世代の方々にはかなりウケそうな内容だった。

 

しかも東出さんをはじめ、ヒロインの比嘉愛未さんも、桐谷さんの後輩役の磯村勇斗さんも、今回のゲスト?の堀井新太さんもみーーーんな朝ドラ出身者。よって高齢者層に好印象だろうし、脇を固める俳優陣も、風間杜夫柳葉敏郎、と抜かりない。

 

だからこそ、だからこそ、やっぱり東出さんの不倫騒動は痛かった。
もし好評ならシリーズ化してもよさそうな布陣だったのに、結局どーーしても不倫の色?がついてしまって、正直ドラマに集中できない。。

 

例えば今回も、東出さんのセリフに、「将来は堅実な家庭を~」的なものがあっても、”だったら、なんであんなリスキーなことしちゃったんだよ…”と、どうしても脳内でツッコミを入れてしまう(苦笑)。他にも「法で裁けなくても、お天道様が見てる」的な発言も、”そうだよね…悪いことは隠し通せないよな…”と、ついついあの騒動を連想してしまう始末(苦笑)。

 

東出さんはすんごく仕事運のあるひとだったのにね…。デビュー作が「桐島、部活辞めるってよ」ていうのだけでもスゴイのに、朝ドラ「ごちそうさん」、そして真面目で不器用なイメージが買われての?「コンフィデンスマンJP」や、この「ケイジとケンジ」しかり。

 

だから、真相が明るみになってしまった今、この真面目で不器用な検事役が、ツッコミどころ満載なパロディのように見えてしまう。ああ、役者さんのイメージって、特に東出さんのようにあまり演技派ではない人なら尚更、大事になってくるんだねえ。。

 

と、思わずディスってしまったけれど、東出さん、役者さんとして決して完全にダメなわけではないと思う。セリフ回しはともかくとして、あの表情と佇まいは唯一無二だし、高身長なモデル体型も貴重だ。それこそ、「桐島~」の吉田大八監督のような起用の仕方(セリフは少ないが、存在感で魅せる)で、いくらでも映えるかたなんじゃないかな?

 

だとしても、今後、特に売り出し中の若い女優さんとの共演はNGになる可能性も高く、当分は作品に恵まれてきた今までとは、大きく反転した茨の道を歩むことになりそう。。

 

うう、それにしても、この「ケイジとケンジ」に賭けてきた人々の苦労を思うとツラい。せめて不倫報道がドラマ放映後だったらなあーー。でも杏さんサイドの堪忍袋の緒が切れちゃったんだろうね。それだけの内容だったと思うし。。

 

とにもかくにも、なんだか見ていて非常に複雑な胸中になってしまった…。本来なら明るくスカっと出来る、楽しいドラマだったのにね。

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