せっかくの授賞式もコロナの影響で無観客。…まあ、仕方がないけれど、今年の日本アカデミー賞について、ちょっと思うところを書き記していきたいと思う。(…っていってもノミネート作品、全部見たことないのばっか!だけど苦笑)
まずは作品賞。
最優秀作品賞 「新聞記者」
優秀作品賞 「キングダム」
ん~~~、どれも見たことないからなんとも言いようがないんだけど(だったら言うな!って苦笑)、政治色の強い作品が最優秀っていうのは、良くも悪くも真新しいことかな?と。なので日和らずにこの作品を選出した心意気には、敬意を表したい。でも個人的には…ん~~~、素直に興行成績ぶっちぎりの「キングダム」で良かったのでは?と思う。
続いて、優秀主演男優賞。
最優秀主演男優賞 松坂桃李「新聞記者」
GACKT「翔んで埼玉」
なんか、もっと他にもいい人いたんじゃないか?感が拭えないのだけど、こちらも本数を見ていないのでなんとも言えない…。だけど、上記のメンツであれば、なんとなく、松坂桃李さんが妥当なんじゃないかな、とは思うな。
続いて優秀主演女優賞。
最優秀主演女優賞 シム・ウンギョン「新聞記者」
二階堂ふみ「翔んで埼玉」
この部門はやっぱり、”外国の女優さんが最優秀を獲得した”ってことが、ものすごーく意義深いことだと思う。あとは、私、吉永小百合さん大好きだけど…でも、なんか毎回こうもノミネートされてるけど、どうなの??と思ってしまうんだよなあ~。小百合さんって演技力よりも、もう、その圧倒的存在感だと思うから。だから、そろそろその座を若手の演技派女優さんに譲ってあげてもいいんじゃないかなあ。。
続いて優秀助演男優賞。
伊勢谷友介「翔んで埼玉」
これは文句なしかな。ここ最近の吉沢亮さんの活躍ぶりは目を見張るものがあった。ほんと、どんな役でも器用にこなしてしまう、末恐ろしい俳優さんだと思う。ただ柄本佑さんに関しては「火口のふたり」の評判が良かっただけに、あれ?作品が違うんじゃね??っていう違和感はあるな。あ、それだと主演のほうになるのか。それから、2019年の邦画界において、かなり貢献度の高かった、成田凌さんにも、なんらかの作品でノミネートくらいはしてあげて欲しかったな。
そして最後に優秀助演女優賞。
ん~~、これは、小松菜奈ちゃんにも獲らせてあげたかったかな、と思わなくもないんだけど…まあ、長澤まさみさんでも文句なしかな。今回はあんまり突出したかたがいなかったのかも?皆さん、いい勝負のような気がする。
あと、新人賞に岸井ゆきのさんっていうのも、んん??って思ってしまった。だって岸井さんってそこそこキャリアのある人だよねえ??今さらなの??そもそも、岸井さんなら「愛がなんだ」で、主演女優賞にノミネートされたっていいくらいなのに~!
…と、まあ、独断と偏見でちょろっと語ってしまったんだけど(苦笑)、ざっくり総評すると、作品賞、主演女優賞部門に新しい風が吹いた第43回だった、と言えるのではないでしょうか。。
↑最優秀作品賞の「新聞記者」は、どうやら評価がぱっくり分かれる問題作っぽい。
*来たる3月11日に、コンテンツ全部見東大生・大島さんが、独自のアカデミー賞を開催してくれるそうなので、そちらも楽しみ!!
↑コロナの影響で、巣ごもりのかたにおすすめ!