うわーーーー!!い、いつの間にあの名曲、「初恋」がフルバージョンで配信されてたんだ!?ぜんぜん気づかなかったよう~(涙)損したなあ~~~!
もう、宇多田ヒカルの楽曲といえば、安定のクウォリティなんだけれども、この曲で強く感じたのは、詞のアップデートっぷりがハンパない、ということ。
初期の頃の曲も好きな曲だらけなんだけど、詞に関しては、正直まだまだ若さがみなぎっていた、というか、エラそうだけど、未熟感が若干あったように思う。
だけど、この「初恋」の詞のの紡ぎだす世界観はどうよ??もう成熟しすぎて、こんな詩的な表現あるか!?っていう突き抜けっぷり。なんか聴いてるとメロディの美しさはさることながら、日本語の美しさに惚れ惚れとしてしまう。
うるさいほどに高鳴る胸が
柄にもなく竦む足が今静かに頬をつたう涙が
私に知らせる これが初恋と
狂おしく高鳴る胸が
優しく肩を打つ雨が今
こらえても溢れる涙が
私に知らせる これが初恋と
もうね、天才。感無量。胸が苦しくなる。息ができない。
それとね‘’I want you ”じゃなくて、”I need you ”なんだよ~~~。もうneedの切実さが痛くて痛くて。畳みかけるように連呼されると、本当にたまらない気持ちにさせられる。
あ、今気づいたけど、「花晴れ」も「海月姫」同様、母性に飢えた男たちの闘いじゃんね?!晴人も天馬くんも、だからこそ、なのか、音への思いが一途で苛烈で、もう見ていて、音ちゃんがふたりいたらいいのに~!!って何度思ったことか。
でも「花晴れ」ではたしか、音ちゃんは晴人を選んだんだよね?音ちゃんの優柔不断っぷりは当時そこそこ叩かれていたけれど、私は”選べない”音ちゃんが好きだったなあ。。んなもん、簡単に選べられるわけないやんか!どっちの想いも生半可じゃないんだから!
海月姫の月海ちゃんも、音ちゃんも、なんかこう、不思議と包み込むようなふわーっとした温かなオーラ、あるよね。演じてる能年玲奈ちゃんと杉咲花ちゃんの醸し出してる空気、今思えば似てる気がするよ。。そういう女性ってなかなかいないからこそ、母性に飢えた男性陣は、”この人しかいない!”ってなっちゃうんだろうね。
ううっ、なんか辛くなってきたわ。。天馬くんの気持ちを思うとムリ。彼にだって音ちゃんしかいなかったに違いないんだから。ーこの曲は天馬くんの為の曲なのかもしれないね…(号泣)
この機会に宇多田ヒカルの楽曲を聴き直してみようかな。
↑花晴れもぜひ!再放送して欲しい~!個人的には、天馬君の闇落ち&晴人の真摯な告白が見られる第6話がマイベスト!!