エンタメあれこれ

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珈琲いかがでしょう② コナリミサト先生って何者!?な秀逸なお話(神回、再び)

 

うう、こ、これは、、!またまた神回発生しちゃったか??とにかくね、もしこれが原作通りのお話なんだとしたら、コナリ先生って一体何者なの??って思ってしまうわ。。もうね、話の内容が少女漫画の域をかる~~~~く超えてるもん!!

 

なんというか、一見癒し系のコーヒー屋さんのお話かとおもいきや、不穏さを蓄積しつつ、第5話から大きく舵を切り、ちょっとしたハードボイルドなヤクザ映画に変容した?このドラマ。(あ!見ごたえのあるドラマにこの作品を入れるのを忘れてた~!)

 

今回は、”孤独な少年がメンタルの最後の砦を最悪の形で失い、華麗に闇落ちしてしまった話”を100%以上の説得力で描き切っていた。これまた短編映画さながらの素晴らしい出来。いやあ、、ほんと、参りました。。てか、このドラマ、あの「かもめ食堂」荻上直子監督が脚本担当なんだねえ~~~~、ほえ~~~!!

 

しかし青山は人に大切にされては来なかったのかもしれないけど、ぺいといい、坊ちゃんといい、垣根ちゃんといい、なんだかんだで人に慕われるタイプなんだとわかる。なんだろうね、このパーソナリティは??

 

生気の宿ってない目をして、人の心を失ったかのような生活をしていても、根底のところでは”他人を思いやる気持ち”的なものが潜在していたんだろうか。んで、嗅覚の鋭い、愛に飢えた人にはそれが分かる。感じ取ることが出来る、みたいな?

 

でもその人たらしっぷりが、こうしてぺいや坊ちゃんに、恐ろしいほどの喪失感を与えてしまったんだねえ、、なんて罪作りな!でも実際、青山さんみたいな、”基本低体温で人生の闇に寄り添える人”がいたとしたら、どっぷり依存してしまうのもすんごいわかる。あ~コワイ。珈琲には依存してるけど(苦笑)、青山さんに依存するのは心底コワい。だって代わりが効かなそうだもん!

 

これ以上にない説得力のあるストーリーでもって闇落ちしてしまった坊ちゃんが、青山との再会によってすんなり闇抜け出来るのだろうか?まあ、彼はまだ若いのでこれからいくらでもやり直しがきく。将来彼の寂しさを埋めてくれるような素敵な女性にでも出会えれば、彼の人生は一気に好転するかもしれない。

 

いよいよ次回は最終回!あ~!ついに終わってしまうのか~~~!!
でもかなり中身が濃すぎたので(苦笑)、この辺で一応の区切りがついてくれるのは寂しいけど有難い。

ー最後の最後まで、青山の行く末を見届けていくぞ~!!

 鶴見辰吾さん、なんで逆上がりの掛け声がフランス語なの???(笑)

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