エンタメあれこれ

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小山田圭吾問題から考えたこと。いじめ加害者であることを公表するという、ありえない無邪気さ。

うわーーー、小山田圭吾。そして小林賢太郎さん。たぶん人選をした人間は自分と同世代のサブカルワナビーだったんだろうねえ、、。生粋のサブカル人間ならば問題アリだということがすぐにわかったはず。ワナビーだからこそ、詳細を知らないまま「オレ、センスいいっしょ!?クールっしょ!?」ってドヤってたんじゃないかな…


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”知る人ぞ知る”的な、才能のある人間を再び起用したことで、自己満足に浸っていたのも束の間、過去の問題行動が明るみになりすべてがひっくり返った。はあ~~~~。

 

私は基本的には、音楽的才能と人間性は別物、と考える派ではあるのだけれど、今回は100%アウトでしょ!!!雑誌に障害者へのいじめ自慢をしてる奴をパラリンピックに招待とか、どう考えてもおかしい。(正しくは、仕事を依頼、だけど)絶対に招いちゃいけない輩じゃないか。

 

なので小山田さんの一件はひとえに、致命的な人選ミスに尽きると思う。

 

しかしねえ、、私が一連の小山田さん問題で一番怖いのは、いじめを自慢する、とか、障害者へのいじめ自慢を公の場でしながらも、パラリンピック関係の仕事をあっさり引き受けてしまう、といったたぐいの、ありえない無邪気さ?なんだわ。

 

深刻ないじめに関わった場合、そのほぼ100%の人間が隠蔽するものだし、過去に自らのいじめカミングアウトで炎上経験があれば、パラリンピックのような世界規模の大舞台の仕事は、自衛の意味でも、引き受けないはず。なのに小山田さんの行動はおおかたの人間のはるか斜め上をいっちゃってる。

 

20年前は、今よりもずっーーとユルく、その上、なんていうか、「アナーキーな振る舞いがカッコイイ」的な風潮がたしかにあったとは思う。んで、それ故に小山田さんの妙なマインドが育ってしまったのかも?だけど、いやいやいや、今はそんな時代じゃない。

 

20年前よりもはるかにコンプライアンスが重要視されてる昨今、小山田さんのような言動や行動は、”カッコイイ”ものではなく許されないもの、あってはならないもの、と的確にジャッジされるようになったのだ。

 

そうやって社会はどんどん進化していったというのに、一方の小山田さんのアップデート皆無な価値観って、、一体、どうなってるのさ???私はそれこそが、小山田さんが持つ一番の大きな大きな闇なんじゃないかと思う。

 

そして同時に恐ろしいのは、小山田さんは自らの愚かな行為によって世界規模の社会的制裁を受ける結果になったわけだけれど、小山田さん以外の無数の、ほとんどのいじめの加害者たちは、なんの罰も社会的制裁も受けずに、フツーに暮らしている、ということ。

 

ん~~~、なんか脳内がぐちゃぐちゃになってきたわ、、。疲れる。

 

まあ、なんにせよ、小山田さんが社会的制裁を受けることに関しては、一切同情はできないかな。んで彼が価値観や道徳観をアップデートしない限り、同じようなことがまた忘れた頃に起きてしまいそうな気がするよ。