…なんかバチェロレッテと同時進行で、このドラマを視聴してると、ホント心底考えさせられるわ。。(苦笑)”自分の人生を自分で決めてきた”萌子さんと、”自分の人生が他人によってほぼほぼ支配されている”このドラマのヒロイン・ひまりちゃん。
ニート保護法という法律の被検者第一号としてビジネス結婚?をした秋保とひまりちゃん。ふたりはそれぞれ国家公務員とニート。…若干設定としては「恋と嘘」に似てなくもないけれど、ヒロイン・ひまりちゃんの境遇は意外と深刻だ。
そもそも、ひまりちゃんはニートなんかじゃないよ!!(激怒)彼女は祖父母の介護に明け暮れていたために社会から隔絶されてしまったヤングケアラー。まさに超高齢化社会の犠牲者ともいうべき女性。なので、外で働いてはいないものの家事は完璧にこなせる働き者。
しかも世間ずれしていないため、性格がもうピュアホワイト!!きっと優しくて愛情深い祖父母だったんだろうねえ、、。育ちが本当に素晴らしいんだわ~~!!ああ~~!!ひまりちゃん、かわいい、かわいいよう~!!(キュン死)
そんな”純朴で健気で働き者なニート”なもんだから、はじめは嫌がっていた?秋保もどんどんひまりちゃんに惹かれていくんだねえ~、ま、当然の流れだけど!私だってこーんな可愛らしい、家事全般有能な女の子が家に居てくれたら、めっちゃ幸せになるもん!(断言)
優秀だけどちょっとサイボーグ的な人間だった秋保が、どんどんひまりちゃんを守るべく、愛情深くて頼りがいのある男性に変貌していく姿は、見ていて本当ーーにきゅんきゅんしてしまう。いやあ、いいねえ~!こういうボーイミーツガール的展開は!!(秋保さんはいい大人で少年じゃないけどな苦笑)
ひまりちゃんの人生は、置かれた場所で咲きなさいの典型というか、ひたすら受け身で与えられたものに、ただただ真摯に向き合っていくという、ちょっと古風なスタイル。今の時代には完全に逆行していると言わざるを得ない。
でもさ、ひまりちゃんの生き様を見ていると、なんか、それでもいいんだよなあ、、ってちょっと考えさせられてしまう。まあ、あのままひまりちゃんが自分で動かなかったら、リアルなら猫とともに死んでしまってる可能性のほうがかなり高かったんだろうけれど…。
「自己実現」だの、「秒で動け」だの、、正直そろそろ疲れてきたよねえ~~~?(苦笑)現実としては、”苦労してたら、いつかは報われて誰かが幸せにしてくれる”なんて、完全ファンタジーなんだけどさ。
でも、ちょっと他力本願になって、周囲の流れや縁みたいなものに、身を任せて生きてみるのも悪くはないんじゃないかなあ~なんて、このドラマを見ているとしんみり思えてきてしまう。
すべての人間が、ガツガツと自らの意思と行動力で自分の人生を開拓していけるわけじゃないからね。だったらひまりちゃんのような生き方だって全然アリ。
…んで、ぶっちゃけ、こういうひまりちゃんみたいな女性のほうが、男性ウケがいいんじゃない??ゲスい発想だけど、自立した強い女性を好む男性ってまだまだ案外少数派なんじゃないかな~…とバチェロレッテを視聴して心底思ったよ(苦笑)
ヒロインひまりを演じるりんくまちゃんが、もう、最大級に可愛い~~!!!
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