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知らなくていいコト第5話 ケイトの父の真相こそ「知らなくていいこと」かもしれない 

 

うわ、、初めて視聴してみたけれど、このドラマ、意外と重厚感ある。。と思ったら、脚本が大石静さんなんだねえ…!秒で納得した。

 

とにかくタイトルがいい。「知らなくていいコト」。ホント、それな!!
今回の事件の真相もそうだけれど、果たして真実を暴くことが正義なのか、というと、案外そうでもないことが、世の中かなりあるように思う。

 

知らないでいられたら、平穏で平和な日々が続いたかもしれないのにー。

 

これから、とうとう本丸の、ヒロイン・ケイトの父親の事件の真相へとケイト自身が踏み込もうとしているけれど、おそらくこの案件も、まさに、「知らなくていいこと」である可能性が非常に高い。

 

ああ、地味に見るのがキツいな。。元カレの優しさに胸キュンするシーンもあるものの、そもそも元カレ、妻子持ちの既婚者じゃんねー!?(涙)もう、どっち方向にも気が休まらんわ。尾高さんも、ケイトも、どうにかこうにか踏みとどまろうとしているのがヒシヒシと伝わってくるけれど、この先どう展開していくんだろう?

 

大石さんの脚本なら、不倫に走ってしまう、というのも大いにあり得そうなのだけど、今、まさに世間で不倫バッシングが隆盛している真っ最中なので、もしかしたら、脚本を急遽変更、なんてこともあるのかもしれない。

 

それにしても、佐々木蔵之介さん、久しぶりに渋くて素敵だったなあ~。
もうフジテレビの「黄昏流星群」での役どころが酷すぎて、うっかり嫌いになりそうだったけれど(苦笑)、やっぱ、こういうちょっとダークで野性味のある感じの役のほうが断然似合ってる。この上司さんはフリーなのかな?だったら、今後のケイトを支えてくれると有難いんだけどなぁ~。(私はケイトがとっても心配)

 

あと、吉高由里子さん。ドラマ「わたし、定時で帰ります。」でもたしか、今彼と破局し、元彼と元サヤに戻る設定だったけれど、今回は戻りたくても戻れないうえに、かなりシビアな状況下をひとりで踏ん張っているので、見ているとかなり辛い。明るく振る舞う彼女が痛々しくて、痛々しくて。

 

だからこそ、尾高さんも放っておけなくて、微妙な立ち位置をふらふらしちゃっているんだろうけれど、この先のふたりには未来がないだけに、何とも言えない絶望感に襲われてしまう。

 

…ああ、キツいな。
かねがね思っていることなんだけれど、なんかこう、もっとシンプルで楽しいラブコメのドラマとか、作って貰えないだろうか??吉高さんは天性の明るさのある女優さんだから、映画「横道世之介」のときのような役、また演じてみて欲しいな~。苦境に立ち向かう吉高由里子さんも悪くはないけど、ね。

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