エンタメあれこれ

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リコカツ④ 筑前煮女がこのドラマの見どころじゃなかったはず…(非常に残念)

ん~~~~、リコカツは中盤から失速しちゃったなあ。。勿体ない!リコカツ=離婚活動で全編埋めるんだと思ってたのに、6話で全組あっさりと離婚しちゃうしさ~~~!


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あとさ、
7話の後”筑前煮女”がトレンド入りしてたんだけど、そもそもこのドラマのメインテーマって不倫とかいじめとかじゃないよね!?演じてる田辺桃子さんが上手ってのもあるんだろうけれど、大いに本題から逸れていった感が否めない。あ~ただただ残念だわ~。

 

んで、やっぱり私も一ノ瀬さん(筑前煮女)はひたすら怖い。しかもあの虐め方、既視感大アリだな、って思ってたら、姑さんの嫁いびりと全く同じ手法なんだわ(苦笑)

 

姑さんが、息子や親せきの前では善人で、ピンポイントで嫁に対してサイコな仕打ちをするっていう二面性が、一ノ瀬さんの行動とドンピシャなの。瑛太さん演じる紘一をはじめとする職場では常識人なのに、咲に対してだけはありえない仕打ちを平気でする、あの感じ。ひぃ~~~(戦慄!)

 

さすがに男性視聴者のなかでも、一ノ瀬の陰湿っぷりに嫌悪感を示している方多いんだけど、コレさ、ドラマでその二面性をわかりやすく可視化されてるからそう思えるんであって、渦中の人間は気づかないもんだよ~。紘一が一ノ瀬さんを上官として信頼しきっているように、周囲の人間はみな総じて”あの人がそんなことするはずがない”って信じちゃってるの。

 

咲は類まれなる寛容さ?でその真相をチクることなく、すべて丸のみ・泣き寝入りしちゃったから、何も明るみにされないまま放置されてるけど、救命員が人を故意に遭難させるって犯罪レベルの行為だよ??嫉妬してたからって許されるレベルじゃない。でもこうして”許されちゃってる”以上、今後も気に入らない女に遭遇するたんびに、凶行を繰り返すよ、一ノ瀬は。

 

そういう意味では、緒原家の正(紘一パパ)もある意味一緒かな。
妻に出ていかれて自分の今までの行いを省みる機会を十分に与えないうちに、息子が帰宅、同居。結局今度は妻ではなく息子に家事全般丸投げし、事実上婚姻生活とおんなじ生活を継続できちゃってるもん。これじゃあ元の木阿弥だよ。

 

というわけで、離婚に至るまでの経緯の描写が中途半端なまま、胸糞悪い登場人物が何のバツも受けないまま放置され、正直リコカツの株は急降下(苦笑)あ~~、期待してたのになあ!!!もっともっと3組の夫婦の離婚までの道にフォーカスして、そこを丁寧に描いていって欲しかったわ。

 

職場の女上司の妻への陰湿極まりないいじめや、元カレと復縁もしくは、新たな恋か?とか。そういうの、要らない。夫婦間の心の機微やあるある、なすれ違い等を描く、細やかでコミカルなドラマであって欲しかったのになあ~~~~~(涙)

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