エンタメあれこれ

さまざまなエンタメについて語っています~♪ネタバレに注意してください!

love distance ② 慎ましくて奥ゆかしい「好き」で溢れる

ええーー!?このドラマ、たったの2話で終わっちゃうのー!?…ちょっとショック。まあ、でも、ここからさらに話を進展させてしまうと、このマンションの6F、カオスになっちゃうもんね(苦笑)何事も引き際が大事。そして、キレイな幕引きで何より。


【メイキング一部公開!】「love⇄distance」603号室(美和・彰)

なんか603号室の滝口夫妻以外、みんな片想いっていうのがねえ、、。でも告白はしても相手の幸せを想って踏み込まない。なんて美しいんだろう。切ないけど奥ゆかしくて慎み深い。恋の醍醐味って本来はこういうところにあったのかも…。そう思わせてくれるノスタルジック満載な終わり方がいい。

 

恋愛ドラマってだいたいが成就してハッピーエンド、って型が多いし、そういう終わり方が一番視聴者が喜び納得するんだけど(かくいう私も大喜び!苦笑)、このドラマはそうしてしまうとすべての人間関係に波風が立ちまくり、大変なことになってしまうからね。

 

いや、告白しちゃってるから、多少の波風はもう立っちゃってるのか?…そういえばボイス投稿者の四方木さんが、ライブ配信で「好きって言われたら好きになっちゃうから、安易に好きって言っちゃいけない」なんて言ってたっけ。

 

なにぶん恋愛経験が乏しく、この辺の心の機微は全くをもって想像が追いつかないんだけど(苦笑)それでも、ちゃんと両者の粋な計らい?で一線を超えなかったんだから、そういう意味ではハッピーエンドでいいよね?このマンションの平穏が保たれたのは、登場人物が皆、理性的な人間だったことに加え、何より滝沢夫婦の関係性が強固だったことが大きいと思う。

 

「生まれながらの愛妻家」の夫・彰の、妻・”美和ちゃん”への揺るぎない愛と、幸せそうに日々を過ごしている美和さんのあの屈託のない笑顔。千秋くんもアンナちゃんも、そんなもん見せられちゃあ、そりゃあ、引かざるを得ないよね。入り込める隙もないし、好きな人が幸せなら(残念だけど)それでいい、って心から思えたんだろうな。

 

あ~~前世でどんな徳積んだら、あんな容姿も性格もいい夫にあそこまで愛されるんだよ~~!(苦笑)しかし、彰さん、声が風呂場からのベランダに筒抜けって、どんだけデカい声で話してんだ(笑)んで、ラブラブっぷりを見せつけられた直後に告白する千秋くんも、相当ハート強い。奪えるとは100%思ってないからこそ、なのかな?

 

それにしても短い時間だったとはいえ、とっても上品な作品だった…。こういう作品を見ると、いかに不倫がゲスいことなのか、改めて思い知らされるね(苦笑)。

↑清原さんの回復を心よりお祈りいたします。