エンタメあれこれ

さまざまなエンタメについて語っています~♪ネタバレに注意してください!

アイネクライネナハトムジーク 三浦春馬という俳優に出会えて、本当に良かった。

ん~~~~、悪くはない、悪くはないんだけど!…正直なところ、オムニバス?じゃなくて、佐藤と紗季ちゃんの10年愛を丁寧に描く作品だったら良かったのになあ、、と心底思った。たぶん、今泉監督の持ち味も、そういう描き方のほうがより生きたと思う。


【公式】『アイネクライネナハトムジーク』9.20(金)公開/本予告

↑この予告もミスリードだよねえ、、。ちょっとズルい。これを見るとてっきり三浦さんと多部ちゃんがメインの作品かと勘違いしてしまい、勝手に期待しちゃうもん。

 

ま、まあ、原作のある作品だから、わかってる人にはわかっていたんだろうけれど。とにかくこのふたりの空気感がすこぶるいいからなあ~。客寄せするにはやっぱこのふたりを前面に出さざるを得ないんだろうけれど。いかんせん、このふたりのシーンが思いのほか少ないのは痛い。

 

どのペアのどのエピソードも悪くはない。
そしてそれもこの作品の伝えたかったことのひとつなんだろうなあ、、とぼんやり思う。ひとにはそれぞれ、すこぶるドラマチックではなくとも、そこそこドラマチックな出会いがあって、その縁を幸運だったと思えるように育てられたらいいよね?っていう話なんだよね??

 

しかし、なんであの織田さんが、あーんな素敵すぎる由美さんをゲットできたのか。自分もちょっと考えてみた。

 

それはたぶん、織田の持って生まれたKYさと決断力、推しの強さ、なんじゃないかな?だってさ、あんなに美人で性格の良い由美さんは、いわば高根の花。なので多くの男性はなんだかんだで、やっぱ恐れ多くて肝心なところで引いてしまっていたんだろうと推測される。

 

そんななか、持ち前のハートの強さ(KYさ)と無邪気さで全力でぶつかってきてくれる男性が、織田しかいなかった、んじゃないだろうか?なんせリビングに平気でAVを置いてるような男性だよ?(信じられん!)それくらいのデリカシーのなさがないと、由美さんのようなマドンナにはがつがつアプローチできないんじゃないかな?

 

たぶん多くの男性にとって、高根の花は遠くで愛でるもの。おそらく佐藤にとってもそうであったと思う。そんななかただひとり、その花を自分の手で掴み取ろうとアクションを起こしたのが織田だった、というわけ??(完全な推測だけど苦笑)

  

それにしても、佐藤のもとに紗季ちゃんが帰ってくれて、本当に本当に良かったよう~。サキちゃんが佐藤と一緒に居る理由はただひとつ。出会ったときからずーーーっと変わらない優しさのあるひとだから、だよね??

 

優柔不断で間が悪いのは玉に瑕だけど、佐藤のその優しささえ変わらなければ、これからもずーっとそれをよりどころに、佐藤と紗季ちゃんは仲良く居られるんじゃないだろうか。

 

それにしても、三浦さんの終始受け身の控えめな演技と、繊細な表情は本当に素晴らしかった。ー私も、自分のエンタメ人生のなかで、三浦春馬という俳優に出会えてよかった。そう伝えられたらいいのにな。。

↑やっぱり三浦さんの抑え目な演技のほうが好み!あと、多部ちゃんの誘導員バイトシーンはめちゃめちゃキュートなので必見!(私でも引き返してシャンプー渡すわ笑)

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↓個人的には三浦春馬さんといえば、”風早くん”✨