エンタメあれこれ

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高台家の人々 心を読むのも読まれるのも地獄

テレパス、なんて存在が、本当にこの世の中に存在するのか、は、さておき。いやあ…どう考えても、心を読むほうも読まれるほうも、シンプルに地獄だよねえ。。(涙)


高台家の人々 予告編

人の心が読めるなんて、ツラすぎるよな。だってさ、大半の人間がありとあらゆる悪態をついてるだろうって想像つくし(苦笑)。そんな人間たちの深層のヘドロみたいなものを、日々受け止め続ける生活なんて、考えただけで気が狂いそうだよ~。

 

なので高台家の3兄妹が背負った宿命は、本当に本当に苛酷なものだと思う。見えないからこそうまくいってることって無数にあると思うから。あえて口にしないことで、どれだけの人々の平穏を支えていることか。そして、心の中だけは自由だからこそ、人はなんとか生きていけてるんだよ、きっと。

 

だから、読めてしまう光正さんと、読まれてしまう木絵ちゃん、ふたりはどちらも大変な人生を送ることを余儀なくされる。

 

だけどさ、テレパスだと人の内面が丸見えなだけに、本当に心根の綺麗なひとを判別できる。これはこの特殊能力の最大かつ、もしかしたら、唯一のメリットかもしれないよね。

 

一見、容姿端麗・頭脳明晰・家柄抜群な光正さんのほうが、希少性の高い、高根の花な存在に見えて、実のところは、心の中を覗いても淀みがなく美しく、妄想が豊かで楽しい木絵ちゃんのほうが、希少性の高い人材だった、というオチは見事。

 

私なら心の中を読まれた時点で、ネガティブ&ドロドロすぎて一瞬でドン引き案件確定だもん(笑)心の中を読まれても大丈夫な人ってそうそういないっしょ!しかも誰も傷つかないほっこりした、ユニークな妄想で広がってるなんて、覗く側からしたら、最高じゃね?!

 

そう、だから、光正さんの気持ちは揺るがないんだねえ。。そんな女性に出会える確率なんてほぼほぼないもん。でもラストで食い下がれないところが、光正さんの優しさでもあり、欠点でもある。絶対に手放したくない存在なら、自分から迎えに行かなくちゃ。だけどそれができないのが、光正さん、なんだよなあ~。

 

でも、木絵ちゃんはアンおばあ様のグッジョブ!により、実は自分のほうが選ばれし存在なんだ、と自信が持てた。そう、心の綺麗な木絵ちゃんにしか、光正さんを幸せにはできないんだよ!容姿端麗、頭脳明晰、家柄抜群な女性でも、心ん中がぐっちゃぐちゃな女性じゃ、即刻アウトなんだから(笑)

 

ああ、、テレパスには絶対になりたくはないけど、木絵ちゃんみたいな女性にはぜひともお目にかかってみたいわ。悪意とか、愚痴とか、そういう汚いもんの一切ない、可愛い妄想で溢れている心の綺麗な女性。…出会えるといいなぁ(笑)

↑何気に高台家の人々、みんないいひとたちだよね~!