はあーーーーー。終わった。終わってしまった。。もう頭ン中がぐ~るぐる。でも、整理しないと終われないので(苦笑)、ぽつぽつと振り返っていこうと思う。
まず、藤井について。
藤井はミスリード係でしたねえ~(苦笑)いやあ、ほんと、翻弄されたわ☆…しかしねえ、、あの藤井のキャラ変ぶりはずーっと引っかかったまんま。まあ、推測するに、きっと藤井の最愛は”達雄を含む、陸上部界隈の仲間たち”だったんだろうなあ。
つまり、あれだけ寝食を共にし、信頼していた仲間たちに、一気に裏切られたショックが思いのほか彼にダメージを与えてしまった、ってことで。藤井はピュアで無邪気な青年だったぶん、闇落ち度合いもハンパなかったんだろう。”もう、なんも信じられんわ!”って人を疑ってかかる側の人間になってしまった。
だけど皮肉なことに、その”疑ってかかる”ことが刑事の資質としては必須なわけで(苦笑)、そうこうしてキャリアを積んでいくうちに今の藤井が形成されてしまったんではないかな?
あと、橘しおり。
彼女の死に際のあの、「人に必要とされたかっただけ」的な発言が、ちょっと腑に落ちなかったかな。ええ??あなたの求めてるとこってそこだっけ???っていう違和感がどーしてもぬぐえなかったわ。
そもそも彼女は自分の存在を世に知らしめたかったんじゃなかったっけ?自分がどんなひどい理不尽な目にあって、その後どんなに辛い人生を送ってきたか、を誰かに、世間に、認めて欲しかったんじゃないの??
あのしおりのセリフはねえ、、加瀬さんとの対比を強調させたかったのかな?ってちょっと思ってしまったかな。つまり罪を犯した加瀬は、それでも梨央と優に必要にされている実感が常にある分、ある意味幸せだった、ってことを間接的に浮き彫りにさせたかった、っていうか。
それと「弟は人殺し」っていうしおりの一言。
あれ、殺した相手をわかってたのかな??アナタが殺したいほど憎んでいた渡辺康介だよ??言葉は悪いけど、代わりに成敗してくれてありがとう、って感情にはならんのかね??しかもそれを揺する材料にするなんて、ちょっとおかしくないか??
なんか、ちょっとしおりの最後の描写が、若干整合性を欠く?というか雑な印象を受けてしまったのは残念。悲しいキャラクターなだけに、もう少し丁寧に描いてあげて欲しかった。。
そして、じゃあ、しおりの最愛って結局何なん??って考えると、やっぱり自分自身だったんだろうねえ、、。事件前のキラキラした陸上部のマネージャー(アイドル的存在)だった自分。あの事件さえなければ、彼女にも間違いなくそれなりの明るい未来があったはずで。
でもそれって永久に実在しないものだから、しおりの心は迷子のまんま。カウンセリングを受けてきたものの、結局自分を救うことはできなかった。せめてさ、同じ立場の青木マネと何か助け合うことができてれば良かったのにねえ。。お互いのためにも。
性被害を受けた女性同士がある種連帯し、傷を分かち合う場があれば、何か変わっていたかもしれない。そこまではこのドラマでは描けなくて当然なんだけど、しおりを救うパラレルワールドって今のところ、それしか思いつかない。。
…というわけで、長くなりそうなので(苦笑)ここでいったん切ります。
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