なるほど…そうか…たしかに!世間一般的には、控えめで、我慢強くて、優しくて、、といった、常に自分のことを後回しで尽くしてくれる、”大和撫子”的な女性が愛されるようなイメージがあるけれど…そうじゃないのかもね。
この吉井奈々さんの動画を見て、盲点をつかれた、というか、かなり納得していたのだけれど、ついさっき、ブロガー・チェコ好きさんの記事↓を読んで、さらにその思いを強くした。…やっぱり「ワガママな女性ほど愛される」説の信ぴょう性は高いな。
岡本かの子、といえば、あの芸術家・岡本太郎の母、として有名だけれど、この女性、上記の記事によれば、なんと夫と愛人と共同生活!?をしており、この双方と、息子・太郎に生涯溺愛されていたらしい。(し、知らなかった!)
そして、ここまで男性に愛される女性のことだから、美人に違いない、性格が良いに違いない、と思いきや、このかの子さん、それほど器量よしでもなければ、わがままで横暴で、家事もろくにできない女性だった、らしい。(なんてヒドイ言われよう!)
でもやはり、ただの凡人では当然なくて、チェコ好きさんいわく、「自分に対する、ゆるぎない、絶対的な自信が、彼女を魅力的なものにしていたのでは」とのこと。
たしかに性別問わず、自分に自信のある人、自己肯定感の強い人は魅力的なことが多い。そして、ここからは私の推測なのだけれど、それに加えてかの子さんは、吉井奈々さんがおっしゃっていた、頼る力・甘える力(=ワガママ)に長けていたんじゃないかな。
「こうしたい、ああしたい」「これが欲しい、あれが欲しい」自分の欲に素直で忠実で、思わず身近な男性陣は、ついつい言うことをきいてあげたくなってしまう。…あれ?これってなんだか、幼女のようじゃない??
”大人”になると、どうしてもいろんな事情や人に忖度してしまい、自分の欲求をストレートにぶつけられなくなることが多い。でも皮肉なことに、そうした遠慮や我慢をしたところで、愛されるわけではなくて、単なる(都合の)いい人、になるだけ、だとしたら?
うわ~~。なんか、やりきれない。。でもそういうもんかもなあ。かの子さんみたいな女性は、たしかに解りやすくて、正直で、気持ちの良い女性、ともいえるよね。
だけど当のかの子さん、どんなに愛されていても、”満たされることはない”と諦観していた、というのだから、ねえ、、。(深いため息)
ま、まあ、要するに!忖度ばかりしてないで、たまには自分の欲に素直になるのもいいかもよ!ひとは意外と頼られると嬉しいものだよ!、ということで!
日頃がんばりすぎてる女性は、そんな奈々さんの優しい助言に、ぜひとも耳を傾けてみよう!
↑吉井奈々さんの著書はこちら!