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センセイ君主 先生、女子たちをキュン死させるのやめてもらっていいですか?(笑)

怒涛のスイーツ映画、第2弾!!「センセイ君主」!!
浜辺美波ちゃんの相変わらずの達者ぶりも見事なんだけれど、もう、もう、竹内涼真さんのツンデレっぷりが最高。敬語を使って淡々と話す感じとか、眼鏡を上げる仕草とか。目線にだけ、かすかに感情が滲み出るところとか。


映画『センセイ君主』 特報 【8月1日(水)ボンババぼん公開!!】

これねえ。。一見おふざけ満載のはっちゃけた話で終わるのか、と思いきや、後半部分から急激にヒロイン・さまるんが泣かせにかかってくるんだわ~、くぅ~、ニクい構造!

 

だから中身的には、まさに「L♡DK」の、その先まで描かれている。愛すべきおバカちゃん・さまるんは、”一緒にいたーーーい♡”だけでは終わらないんだよね。まずそこにびっくり。あまりの急成長にご都合主義を感じないわけでもないんだけど(苦笑)、それがあるからこそ、この作品は後半にかけて予想外にぐっと盛り上がってくる。

 

ヒロイン・さまるんが、自分の”好き”の一方通行を止めて、相手の幸せを省みることで成長を遂げる、という形は、同じくスイーツ映画の「先輩と彼女」に少し似てる。

 

天真爛漫・猪突猛進のかわいいヒロインが、後半から急に大人びたオンナの顔を見せるようになる。苦悩の表情を見せるようになる。思春期の女の子って本当に見ていて惚れ惚れするよなあ。。(うっとり)そこらへんの見せ方はさすが、浜辺美波ちゃんだ。

 

というわけで、主演のふたりはほぼ文句なし、友人役の川栄さんのキャラも最高だったんだけど、この作品の大きな弱点は、やっぱり当て馬ポジションのコテツくん。

 

たぶん新人俳優さん??なのかな??頑張ってはいると思うんだけど、いかんせん、周囲が良すぎて埋もれてしまうんだよね。。もうね、完全に最所っから最後まで竹内涼真さんに負けちゃってるの。

 

でもこういう映画はやっぱり、当て馬男子が魅力的でないと見ごたえが半減してしまう。まあ、終盤に強力なライバルの新川優愛さんが満を持して登場するんだけれども、でもね、コテツ君にももう少し気概を見せて欲しかった。”先生、このままだと取られちゃうよ!”って、ヒヤヒヤさせて欲しかったよ~。

 

というわけで、予算の都合もあるとは思うんだけど、コテツ君はもっと力のある、他の役者さんでも良かったのかもしれない。原作未読なので、さっとは思いつけないのだけれど。。

 

ああ!それにしても!竹内涼真の先生役は反則だわ~。ドラマ「過保護のカホコ」のときの役も大好きだったけど、こういう感情の見えづらい、一本調子な言動の男性もいい。これからも好青年のみならず、ちょっとクセの強い役も積極的に演じてくれたら嬉しいなあ。

↑こんな先生実在したら、卒倒するわ(笑)

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