エンタメあれこれ

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Uru プロローグ 中学聖日記は後半が残念だった...

おお~~~!Uruさんまで、アカペラ風な「プロローグ」をフルで配信してくれていたんだねえ!!!(ちなみに通常版は既にアマゾンで購入済み笑)うん、うん、このピアノバージョンも期待通り、良いわ~~!


【Official】Uru 「プロローグ」Premium Studio Live

Uruさんの魅力はなんといっても、この温かみと愁いのある素敵な声質にあると思う。以前はたくさんのカバー曲をリリースしていたようだけれど、オリジナル曲の方が断然いい。っていうか、シンプルにこの「プロローグ」って曲が素敵すぎるんだよな~。

 

そしてこの曲が主題歌に使われたのが、ドラマ「中学聖日記」。当時かなりハマって見ていた。

 

そう、このドラマ、中盤ぐらいまではすんごーーく良かったんだよねえ。。なんていうか、もちろんメインテーマは”教師と生徒の禁断の恋”なんだけれど、私はこれとは別視点で、”妙齢で容姿端麗な女性が、中学や高校といった教育現場で働くことの難しさ”を生々しく描いていることが非常に興味深かった。

 

だってさ、有村架純ちゃんクラス、とまではいかなくとも、そこそこ可愛らしい、歳もそんなに変わらない女性の教員が、中学や高校の担任になったら…やっぱりね、聖と晶みたいなことにならない、とは100%言い切れないと思うんだよね。ぶっちゃけ。

 

で、双方の理性が試されるわけだけど、実際にドラマでは、晶の理性のリミッターは完全に切れちゃってたけど(苦笑)、聖ちゃんは往来の生真面目さで必死に踏みとどまろうとしていた。でもさ、なまじ真面目なだけに、こう、中途半端に生徒と向き合いすぎてしまってるところもあって、かえって逆効果になっちゃってるっていう、、ね(涙)。

 

そんなヒロイン・聖ちゃんの不器用さ、みたいなものがリアルで、実際こういう感じで職場で追い詰められている女性って結構いるんじゃないかなあ、、といろいろ考えさせられてしまった。ただでさえ若い女性教員は保護者に舐められる危険性大だし、職員室では学年主任とかのお局さんにイビられやすい立場にもあると思う。

 

さらには、本人は自分の力で必死に立とうとしているのに、ああいう容姿&性格ゆえに、周囲の男たちの保護欲みたいなものを掻き立ててしまい、結果、二番目の赴任先のような事態になったり、、ね、、。はあ~~~。容姿端麗で性格の良い、真面目な女性って意外と生きづらいんじゃないかなあ…と聖ちゃんの苦境を見るにつけ、なんともいえない気持ちにもなっていた。

 

だ・け・ど。
終盤にかけての、聖と晶の恋愛にフォーカスされた展開は、正直興ざめの連続だった。なんか、あり得ない不自然な出来事の連続すぎて。遭難して山小屋で一夜を共にする、とか、あまりにも陳腐。中盤までの丁寧な不協和音の積み重ねが一気に吹き飛んだ感じ。あ~~~~、ほんと、もったいなかったな~~!

 

まあ、でも、ヒロイン有村架純さんは言わずもがな、周囲の岡田健史さん、町田啓太さん、吉田羊さん、夏川結衣さん、といったキャスト陣の演技が素晴らしく、総合的にはそこそこ見ごたえのあるいいドラマだったと思う。

 

そう!晶の父親役が岸谷五朗っていう、ね!昔、映画「私たちが好きだったこと」を見たことがある人にとっては(当時の夏川結衣さんは恐ろしく美しい!)嬉しいサプライズもあったよね!

 ↑この作品で鮮烈なデビューを果たした、岡田健史くんの今後の活躍に期待大!

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