ちなみに彼は「お互いに欠点はあるけれど、ふたりで補い合おう。ありのままの自分であなたに全力で向き合うから、あなたもそうしてくれる？」的なことを言ってます。そう、このドラマ、いいセリフが結構あったんだよなあ～。脚本が良かったんだろうね。
…と、ちょっと脱線しちゃったけど💦、今回はこのドラマのメインテーマ、「嘘」についての解像度を少し上げていってみたいと思う。
ウソっていろーーんな種類があるし、頭ごなしにすべてを否定できないもの。なんで、じゃあ、何がいいウソで何がダメなウソなん？？っていうのを、個人的ものさしで細かく線引きしてみると、
＜許される嘘＞
・誰かを安心させたり、守ったりするための嘘
例）深刻な状況でも幼い子に対して「だいじょうぶ！」と言う。
・自分を守るための嘘
例）気の進まない飲み会を断るのに「具合が悪くて…」と仮病を使う。
※ドラマ内で、実家が金持ちであることを隠してた子もいたんだけど、それもこれに当てはまるかも。お金持ってるってだけで悪者に狙われやすいもんね。ヒロインが幼少期に嘘をつく癖がついてしまったのも、この種の嘘のせいだと思う（涙）
・結婚式の誓い（苦笑）
※コレ！方くんが結婚式のスピーチで話してて、なるほどなあ～って感心したわ。だってさ、神様の前で”永遠の愛”を誓ったそばから、1年もたたずして離婚する夫婦もいるわけじゃん？（苦笑）たしかにある種嘘つきだよね～。
＜グレーゾーン＞
・仮病を使って誰かを呼ぶ
・本当は実力のない人間をあえて褒めて、士気を上げる
<許されない嘘＞
・誰かを陥れる・傷つけるための嘘
※ドラマ内だと、方くんパパが自分の利害関係のために嘘をつき、結果、李哲一家が崩壊、とか。性悪母子がヒロインの嘘の悪評を垂れ流す、とか。賀教授が教え子の設計図を盗んで自分のキャリアにしようとする、とか。
そうそう、このドラマのラスト付近で、方くん＆夏ちゃんが「騙された～！！」って激怒する一件があったんだけど、あの案件はどちらも”騙す”とか”嘘をつく”、というよりは、”怖くて真実を伝えることができなかった”だけだと思うんだよな～。なんで、若干の違和感を感じたかな。
でも彼らが怒るのはわかる。自分だけ知らされていない事実があるなんて、シンプルにショックじゃん？？しかも信頼してる人たちから、だから余計にキツかった、というか。なので、嘘をつくっていうよりは隠蔽の罪、って感じかな。
ーというわけで、ざっくりと、”他人に実害のない嘘”はギリセーフ、というのが個人的見解。あなたは良い嘘と悪い嘘、どう判断する？？
↓同じヒロインのこちらの現代劇もおすすめ✨
↓同じヒロインの時代劇もあるよ～🎵
