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ミニマリストしぶ①さんの、弔いの価値観に賛同する

ミニマリスト、といえばこの方!「ミニマリストしぶ」さん。たしか、ブロガーだったと記憶しているのだけれど、このしぶさんもYouTubeチャンネルを運営しているとは、知らなかった~!


葬儀もシンプルに。通夜と告別式をしない「直葬」が増えてる話

私も何気に自称・ミニマリスト(苦笑)。でもそれは確固たる信念があってそうなったのではなく、もともと転勤族育ちだったため。

 

もうね、引っ越しって大変なのさ。こどもの持ち物レベルでも大騒ぎ。段ボール詰め作業のなんとダルいこと!しかも物が少ない方が当然費用も抑えられるため、母親からはモノを捨てるよう、作業中幾度となく忠告されてきた。

 

そういう経験から、”荷物は少ないに限る”ということが、自然と沁みついてしまったわけなのだけど、しぶさんの場合は、独り暮らしを始めるにあたり、ネット上でミニマリズムの思想に出会ったことがきっかけで、ミニマリストの道を究めることになったらしい。

 

そんな彼の発信内容のなかで、私がひどく共感したのが上記の動画。
そう、葬儀についての価値観。

 

いやあ、弱冠24歳!でこの境地に至っているなんて。ふつう20代前半で「死」とか「弔い方」について真剣に思考しているひとって、そうそういない。(でも、お金と死については若いうちから学んでおくべきよね。本来タブー視することじゃない。)

 

葬儀に関してはねえ、、どんな葬儀を経験してきたか、によるところが大きいように思う。つまり、心温まるような美しい葬儀に参列した経験のあるひとは、多少お金や労力をかけても行うべき、って思えるんじゃないかな。

 

しかし、個人的にはもう全面的にしぶさんと同意。まず、戒名やらお車代やら(祖父の葬儀では徒歩15分の距離で5千円包んだ)、人が亡くなって憔悴しているタイミングで、不明瞭かつ高額な費用を請求することに、なんの良心の呵責も感じないことが信じられない。

 

さらには、身内の葬儀だとどうしても、ただ故人を弔う場ではなく、葬儀内容の品定め、親戚たちの噂話・陰口大会、陰湿な嫁いびり、といった、ゲスな行為も盛りだくさんで、神聖な儀式とは程遠いものになりがちだ。

 

それならば、同じお金や労力をかけるなら、故人が生きているうちに別のことに使う、もしくは、残されたひとたちのケアや生活費に充てたほうが、シンプルに有益なんじゃないか、というのが私の個人的見解。

 

ちなみに祖母は、嫁姑問題などから病室で孤独に亡くなったのだけど、葬儀だけはやたら豪華で、ご近所さんに「こんな立派な式で、あのお婆さんも幸せだわ~」と言われていた…。こういう世間の価値観、本当に恐ろしいよね…。

 

というわけで!私も、とにかく焼いてくれるだけでいい。焼いてもらえるだけでありがたい。直葬希望・墓不要。見栄と世間体ほど不毛なものはありません。

↑財布を捨てるのはどうかと思うけど(笑)、見栄は捨てた方がいいと思う!