久しぶりに何気な~くテレビを付けてみると、偶然放映されていたこのドラマ。うわ！な、懐かしい～！まだ”結婚できない”ネタで引っ張っていたんだねえ…！しかも、主人公の桑野さん、御年53！？歳！…時の流れのはやいこと…（遠い目）
まあでも、以前も他局ドラマのAK男子（あえて結婚しない男子）に、１ミリも共感できなかったので、やっぱり自分はこの手のテーマとは、相性がすこぶる悪いらしい。（苦笑）
建築士として立派に働いているし、多少性格に難アリだったとしても、別に独身でよくね？？ってどーーーしても思ってしまう。逆にあのキャラだったら、ひとりでいたほうが絶対に幸せじゃない？？
まあ、結婚願望を持つのは個人の自由なんだけど、あまりにも主人公が”独身貴族”すぎて、結婚に執着するリアリティを感じないんだよなあ。ゴージャス&出会いも満載すぎて、”結婚できない”という悲壮感がまるでないし。（桑野さんこそ、まさにAK男子では？笑）
しかも、”ひとり身”だからといって、完全な孤独でもなく、今シリーズでも、行きつけのカフェのオーナー、知り合いの弁護士さん、お隣の女優さん、と錚々たる美女たちと交流があり、まったくもって寂しそうに見えない。なのでますます、なぜ結婚にこだわるのか、が、さっぱり理解できないのだ。
なんていうか、、もうそろそろドラマの上でも、”結婚”にこだわるのは時代錯誤じゃないか？？
たとえたまたま縁がなく、独身だったとしても、桑野さんのようにやりがいのある仕事があって、職場環境も良くて、プライベートでも、男女入り交じったさまざまな人と交流があるのなら、充分幸せに生きていけるわけで。（ジム通いして、健康にも留意してるし！）
結婚にこだわらなくとも、ゆるい繋がり、みたいなものがあって、お互いに助け合って生きていける手立てがあるのなら、それでよくない？？政府から少子化対策として、ドラマ班に、暗に”結婚推し”が義務付けられている？？わけじゃないよね？？（苦笑）
なので、このドラマのみどころが、話の内容というよりも、阿部寛さんの細部にこだわった、クセの強い中年男性像だったり、アンチエイジングがハンパない、吉田羊、稲森いずみ、三浦理恵子、といった、女優陣の浮世離れした美しさくらいにしか、見いだせないのがツライ。
しかもなんだか全体のテンポも、まったりしすぎていて退屈だし…。すべては、阿部さん演じる桑野のキャラ頼み、となると、視聴し続けるのはかなり厳しい。
終始この調子なのか、はたまた中盤から何かしかけてくるのか。
…どちらにせよ、自分はもう見ないだろうな。ー残念。
