エンタメあれこれ

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アンサング・シンデレラ③ どこもかしこもブラック労働な日本(涙) 

ん~~~~~。今回もかなり釈然としないものが残る回だったかなあ~~~~。…てか、そもそも今回のお話って、薬のお話っていうよりも、ひとえに職場環境の問題じゃね!?

 

うう、なんか見ていてずーっと煮え切らない感情が沸々としてしまったわ。あんなブラックな労働環境に身を置いてたら、どんなに処方箋や服薬に気を付けていたってムリだよ。病院薬剤師さんも、ドラッグストアの薬剤師さんも、そして小学校の先生も。

 

万年人手不足で苛酷極まりない労働を余儀なくされているなかで、葵さんみたく、理想を掲げて心折れず、患者さんの為に出来ることをする!っていうのは、どう考えても無理ゲーじゃないか~~~(号泣)そういうのを美談にしてたら、いつまでたっても労働環境は変わらないよ!!そんな風に描いちゃダメなんだってば!!

 

本人のやる気の問題なんかじゃない。
ブラック労働がすべての諸悪の根源。そのシステムを改善しようとせず、個々人の心意気の問題として片づけてしまうなんて安直すぎるよ。またいつものエンディングで嘘みたいにハッピーなその後が描かれていたけれど…正直あんなふうになるとはとても思えなかった。

 

教員・保護者ぐるみで陰湿に新田先生をイジメていた学校が、ちょっと彼が入院したくらいで手のひら返しで、あんな神対応に大変身するわけないじゃん。そもそも深刻な持病を抱えた職場の人間に、なんの配慮もない大人たちのはびこってる学校だよ。そんなにカンタンに変われるわけがない。

 

はあ~~~~、ツラい。
幼気な瞳の子どもたちのことを疑いたくはないけど…こっちももらい泣きしちゃったけど…!あんなふうにすべてが急に丸く収まり大団円~なんて展開、あまりにもウソくさすぎる。タチの悪いファンタジーだよ。

 

病院、ドラッグストア、そして学校。すべての職場で適切な人員確保と労働時間さえ守られていれば、今回のような事態にはならなかったはずだ。そう、あの成田凌さん演じる小野塚だって、あそこまでやさぐれることもなく、立派な薬剤師になっていた可能性が高い。

 

そして、成田凌さん。さすがだった。代役とはいえ本当に器用になんでもこなすかただなあ、、とこのところいつも感動する。「逃げ恥」のときの成田さんはもういない。ものすごい進化っぷりだ。

 

でもね、成田凌さんこそ、まさに働かせすぎでしょ!あと、田中圭さんも!!映画にドラマにどんだけの作品をこなしてんだよ!?ここ近年の彼らの出演回数は目を見張るものがある。うん、だからね、まさに俳優さんたちの激務の現状も改善していかなくっちゃ。ーそう、第二の清原翔さんを決して生み出さないためにも!

次回は井之脇海さんが活躍?するみたいで楽しみ~♪