エンタメあれこれ

さまざまなエンタメについて語っています~♪ネタバレに注意してください!

舍我其谁②  師匠の力量は”温かな置き土産をいかに残せたか”に現れる 

いやあ~~~~いいドラマだった~!!長かったにもかかわらず一気見してしまったのも、最後までそこそこ中だるみすることなく、しっかりとしたストーリーが組まれていたからだと思う。

 

ラスト付近もね、ダレちゃうドラマが多い中、かなり説得力のあるエピソードをどーーんと持ってきたしね。(エンディングでかなり壮大なネタバレしてたので、ある程度察しはついちゃってたけど💦)

 

途中、え、そこでフザけるの!?っていう場面もあったし、ラストもヅラのお兄さんがあっさり改心?してたのも違和感があったけれど(苦笑)、この長丁場でよくぞこのクウォリティを保てたよね!

 

ヒロインがただただ盛先生のサポートで終わることなく、ちゃんと自身の道も見つけるところとか、ヒロインのバリキャリのお姉さんが選ぶ男性像に、なるほど!と思わされたりとか、あとはやっぱり、恩師たるもの、どうあるべきか?をきっちり描いてくれたのは本当に素晴らしかった。

 

親とか先生といった立場の人間の、こどもや弟子への最大の愛は、やっぱり「自分がいなくなった後もちゃんと生きていける道筋を作ってあげておくこと」なんだと思ったよ。

いつでも帰れる温かな心のよりどころ(思い出)だったりとか、言葉だったりとか、はたまた”おふくろの味”だったりとか。そういう置き土産をどれだけ残してあげられるか。そこに”師”の力量が現れてくるんだと思う。

 

なんでね、囲碁の師匠は完璧だったよね。一番実力はあるけれど、一番気がかりだった可愛い弟子の”その後”を見据えて、最後まで温かいまなざしで導き続けた。丁丁ちゃんにしっかりバトンも引き継いで、きっとふっと気が抜けちゃったんだろうねえ。。

 

とにもかくにも、骨太ないいドラマだったんだけど、こういう現代ドラマってなんで正式に輸入しないのかねえ??ラブコメもブロマンス時代劇もいいけど、このドラマとか、「你是我的城池營壘」といった本格派現代ドラマも意外とウケるんじゃないかと思うんだけど、どうだろ??そろそろシンデレラのゴリ押しはやめにしてさ?(苦笑)

はあ~~~、次は何を見よっかなあ~~。またちょっと軽めな路線に戻ってみるかな🎵

ドラマの個人的評価☆4.3(五つ星が最高)

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